洋紙加工事業部

紙の一枚一枚を真剣に
 洋紙加工事業部は当社の創業部門で、製紙工場で作られた紙を使いやすいサイズ・形に加工しています。主に日本製紙株式会社石巻工場で作られた紙を1枚の紙や、小巻に仕上げています。紙を巻き直すワインダーや規格の枚葉に巻取を断裁してゆくカッターといった大型の機械設備は、国内有数の生産能力を誇ります。「ギロチン」と呼ばれる断裁機ではさらに小型の洋紙サイズに仕上げて日本全国へと出荷しています。こうして皆様の元へ1枚の紙が運ばれ、学習や仕事、情報へと変化してゆくのです。

全自動リワインダー

2機設置。1号機にはカメラ検品機を装備しており、良品出荷に寄与しております。仕様は原紙巾600~1900㎜、仕上げ巾150~1853㎜耳トリム片耳40㎜迄、スピードmax1200m/分(カメラ検品時400m/分)。

巻取包装機

ワインダーで仕上げた巻取りをワンプで包装する機械です。両サイドに熱板があり、スピーディな圧着ときれいな仕上りを可能にしています。

フルシンクロカッター

巻取から平判に加工する機械です。仕様は原紙掛数1~8本、原紙巾600~1680㎜、原紙巻径max1250㎜、仕上げ巾500~788/2丁流れ600~1250㎜、耳トリム片耳10~40㎜、スピードmax250m/分。

ギロチン

2機設置しており、間口は1350㎜巾で超硬刃を使用しております。自動排紙装置を連動しておりB判半裁~四六判まで自動でパレットに積み上げます。

全自動平判包装機

カッター及びギロチンで仕上げた平判を包装します。仕様は包装可能寸法B判半裁~A倍判、包装能力12包/分。

全自動梱包機

カッターやワインダーから風送された耳トリムを自動で圧縮し100~300㎏の塊にします。この紙の塊は製紙メーカーへ戻され、再生紙の原料になります。

  • 巻取用 クランプリフト(3t)2台
  • 平判用 リーチリフト(3t)2台
  • 平判用 バッテリーフォークリフト(1.5t)3台

印刷部

デザイン
当社では、社内に企画・制作のスタッフを配置し、営業担当とデザイナーが直接打合せができるようにしています。お客様の微妙なニュアンスを直接受け取った営業担当がデザイナーとモニターを見ながら打合せすることで、お客様が求められる物をより近い形に表すためです。その中で新しいアイデアがでてくることもしばしば。こうして生まれる私達のデザインの基本は、お客様の生の声を聞き、お客様の求める物を知ることにあります。

mac

お客様の持込まれる原稿だけではなく、当社のネットワークで、取材やコピーライト、撮影やコーディネート、HPコンテンツの作成など様々な企画制作を行います。そうしてできた全ての素材はコンピュータ内でレイアウト。持ち込まれた写真画像等の修正も行います。

オンデマンド印刷機

ご希望に応じて、必要な時に、必要なだけ印刷できます。簡単に言えば、パソコンプリンターの王様で、多品種少量の印刷に向いている印刷機です。データがあれば短時間で印刷でき、低コストであることが特徴です。

全自動ギロチンカッター

洋紙の全判サイズもお客様のご希望のサイズに断裁いたします。また、1.21インチ大型タッチパネルディスプレイ仕様で、より正確にスピーディーに、トラブル無く作業ができます。

ダンボール事業部

リサイクル時代の優等生を届けます
段ボールは高いリサイクル率を誇っています。ダンボール事業部では加工食品、青果物、水産物、IT関連の企業といっしょに「環境」を考え、物流・流通のニーズに対応すべく日々活動しています。3色印刷機を導入し、ただ包装材としてではなくお客様や商品をより的確に、差別化できる段ボール製品を製造販売してまいります。

【主な設備】

フレキソフォルダーグルアー(給紙側)

主にA式の段ボールケースを製造します。印刷は3色フレキソ印刷ができます。ダイカッターユニットが付属しています。コンピュータ制御フィードバックシステム(自動診断機能・集中制御機能・アラーム・メンテナンス写真表示機能)、セミオートフィーダー、自動結束装置。

ボブスト平抜機

主に弱電関係、青果物の抜きケースの製造を行います。小さめのケースや抜き精度の要求される製品を型抜きします。

ロータリーダイカッター

主に大型のケース、魚箱、大径パットの型抜きを行います。バイブレーションコンベア、バッチカウンター式、シート送り出しコンベア付。

ストレートグルアー

主にA式底ワンタッチケースやアメロクケースの底貼り、サイド貼りを行います。送りベルト位置調整はコンピュータ制御となっています。